今回は、女優として活躍中の吉岡里帆さんの意外な一面、書道8段の実力について詳しくお伝えします。
吉岡里帆さんといえば、ドラマや映画で活躍する人気女優として知られていますが、実は書道の腕前も素晴らしいものです。
彼女の書道との出会いから現在の関わりまで、女優業との両立の秘訣に迫っていきましょう。
吉岡里帆の書道との出会いと経歴

吉岡里帆さんの書道との出会いは、意外と早いものでした。
わずか7歳の時に、友人の誘いがきっかけで書道を始めました。
当時、体が丈夫ではなかった吉岡さんにとって、書道は健康のためにも始めた習い事だったそうです。
そして、中学・高校と真剣に書道に打ち込み、その努力が実を結び、現在では8段という高い腕前を持つに至りました。
さらに驚くべきは、吉岡さんの大学での専攻です。
2011年、吉岡さんは京都橘大学文学部日本語日本文学科の書道コースに進学しました。
当初は「書家やアート関連の仕事に就きたい」と考えていたそうで、日本の伝統文化に対する意識が高い京都で学びたいという思いがあったようです。
大学では書道部にも所属し、本格的に書家を目指していたんですね。
書道から女優への転身と葛藤

しかし、吉岡さんの人生に大きな転機が訪れます。
18歳の時、映画『天地明察』のエキストラとして参加したことがきっかけとなり、演劇の世界に興味を持ち始めたのです。
エキストラ現場で知り合った友人(映画監督志望)に演劇を誘われ、つかこうへいの『銀ちゃんが、逝く』『蒲田行進曲』を観て、演劇の魅力に取り憑かれてしまいました。
しかし、この決断は簡単なものではありませんでした。
吉岡さんは当時を振り返り、こう語っています。
「書道はやめたくはないけれど、情熱が違う方向に行っていることに、その時期はすごく混乱していました」
書道仲間や大学の恩師からの反対もあり、「2つのものを追いかけようなんて許されない世界」という厳しい現実に直面したそうです。
そんな中、唯一の味方となったのが、幼い頃から指導してくれた書道教室の先生でした。
「どんどん好きなことをやりなさい。書道はいつでもできるから、今しかできないことをやりなさい」
この言葉が吉岡さんの背中を押し、女優への道を歩む決意を固めさせたのです。
吉岡里帆の現在の書道との関わり

女優として成功を収めた今でも、吉岡さんは書道との関わりを大切にしています。
現在も書道8段の腕前を維持しており、テレビ番組で書道パフォーマンスを披露することもあります。
2022年には小学生の書道展を見学し、Instagramに投稿するなど、書道への関心を持ち続けているんですね。
女優業が本業となった今でも、書道は吉岡さんの重要な特技として活用されています。
バラエティ番組での書道披露や、「年末ジャンボ宝くじ」のCMなどで書道の腕前を披露することで、話題を集めることも多いんです。
吉岡さんは書道への想いを、こう語っています。
「生まれも育ちも京都でしたし、将来は書家やアート関連の仕事に就きたいと思って書道を専攻していたので、日本の伝統文化に対して意識が高い京都で学びたかった」
書道から女優への転身は、周囲の期待を裏切る決断でしたが、書道で培った「真摯に向き合う姿勢」や「集中力」は、現在の女優業にも活かされているそうです。
まとめ
吉岡里帆さんの書道8段の実力と、女優業との両立について詳しくお伝えしました。
7歳で始めた書道が、吉岡さんのアイデンティティの重要な一部となり、女優としての活動にも大きな影響を与えていることがわかりましたね。
書道8段という高い実力は、単なる過去の経歴ではなく、現在も彼女の魅力の一つとして輝き続けています。
これからも、女優としての活躍はもちろん、書道の腕前を活かした活動にも注目していきたいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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