情熱的なバイオリン演奏で知られる音楽家・葉加瀬太郎さん。
そのプライベートもまた、ドラマチックな物語に満ちています。
特に話題となったのが、女優でタレントの髙田万由子さんとの結婚エピソードです。
「婿入り」「改姓」「セリーヌ・ディオンが関わったプロポーズ」など、他にはないユニークな要素が盛りだくさん。
今回はそんな二人の馴れ初めから結婚後の生活までを詳しくご紹介します。
葉加瀬太郎と髙田万由子の出会いとは
葉加瀬太郎さんと髙田万由子さんの出会いは、まさに運命的でした。
二人が初めて顔を合わせたのは、髙田さんが東京大学の2年生だった頃。
彼女がモデルとして出演したウェディングドレスのファッションショーで、葉加瀬さんがバイオリンの生演奏を担当していたのです。
この日をきっかけに、二人の距離は徐々に縮まっていきました。
髙田さんが本格的にタレント活動を始める前の、大学在学中の出来事であり、ここから自然な流れで交際に発展していったと、後にテレビ番組などでも語られています。
セリーヌ・ディオンが関わる感動のプロポーズ
数年の交際を経て、葉加瀬さんが取ったプロポーズの方法もまた、映画のような展開でした。
その舞台となったのは、なんと世界的歌姫・セリーヌ・ディオンのコンサートツアー中の楽屋。
髙田さんをセリーヌに紹介する際、葉加瀬さんは突然こう言ったのです。
「僕のフィアンセです」
このサプライズプロポーズには、髙田さんも大変驚いたそうです。
しかし、その言葉の中には覚悟と愛情が詰まっており、まさに感動の瞬間となりました。
誰もが憧れるロマンチックなプロポーズの形。
それが、ふたりの絆をさらに深めるきっかけとなったことは間違いありません。
結婚への道のりと家族の反応
プロポーズから結婚へと進む道のりも、決して平坦ではありませんでした。
特に大きな壁となったのが、髙田さんの父・髙田祐一氏の存在です。
葉加瀬さん自身が『しゃべくり007』で語ったところによると、義父から結婚の承認を得るのが一番大変だったといいます。
理由は、当時の葉加瀬さんの収入の不安定さでした。
それでも髙田さんは、彼を支え続けました。
『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングでは、葉加瀬さんの知名度を高めるために出演するなど、強いパートナーシップを感じさせる行動が数多く見られます。
そして1999年、ついに二人は結婚します。
ここで多くの人を驚かせたのが、葉加瀬さんが「髙田」姓になったことです。
髙田さんが一人娘だったことから、葉加瀬さんは婿養子として髙田家に入り、本名は「髙田太郎」となりました。
この決断の背景には、妻とその家族への深い配慮があったことがうかがえ、大きな話題を呼びました。
まとめ
葉加瀬太郎さんと髙田万由子さんの結婚には、偶然の出会い、音楽を通じた絆、そして感動的なプロポーズと家族とのやり取りが詰まっています。
一見、華やかなカップルに見える二人ですが、その背景にはお互いを支え合う深い愛情と信頼がありました。
2007年以降はロンドンを拠点に移し、ふたりの子どもと共にグローバルな生活を送るなど、現在も仲睦まじい様子がうかがえます。
「芸術家と女優」という異なる世界を生きるふたりが、こうして家庭を築いてきた姿には、多くの人が共感と憧れを抱くことでしょう。
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